OPP袋の気になる刺激臭の原因と消臭方法
OPP袋は丈夫で高い透明性があり、様々な商品のパッケージとして広く使用されています。しかし、開封時に気になる刺激臭を感じたことはないでしょうか?この記事では、OPP袋の刺激臭の原因と消臭方法について解説します。
OPP袋は匂いがする?OPP袋の刺激臭の原因
石油製品になりますので、製造後間もない商品には程度の大小はありますがOPP袋に匂いが残っている場合があります。そのうえで、刺激臭を感じられる原因については、主に以下の原因によって発生します。
1. オゾン臭
OPP袋は、コロナ処理と呼ばれる表面処理を行うことで、印刷や接着性を向上させている場合があります。このコロナ処理によって、オゾンが発生します。オゾンは刺激臭を持つ気体であり、それが飛散せずに袋の中に滞留すると開封時に感じる臭いの原因となります。
2. 添加剤や粘着剤
OPP袋の製造には、目的に応じてさまざまな添加剤や接着剤が使用されることがあります。これらも刺激臭の原因となる可能性があります。
3. 印刷インク
印刷されたOPP袋の場合、インクの匂いが原因で刺激臭が発生する場合があります。
OPP袋はどんな匂い?刺激臭の種類
匂いの感じ方には個人差があるため、同じ刺激臭を嗅いでもその表現はさまざまです。中でも多い意見は下記になります。
- カレー臭
- プラスチックなどの石油系の匂い
- フルーツに似た甘い匂い など
OPP袋の刺激臭の消臭方法
OPP袋の刺激臭は、以下の方法で消臭することができます。
1. 時間経過
OPP袋の刺激臭は、時間経過とともに自然に消臭されます。開封後、数日程度で臭いはほとんど気にならなくなります。
2. 風通しの良い場所に置く
風通しの良い場所に置くことで、刺激臭を早く揮発させることができます。
まとめ
OPP袋の刺激臭は、オゾン臭や添加剤などが原因で発生することがわかりました。時間経過とともに自然に消臭されますが、風通しの良い場所に置いたりすることで、消臭を早めることができます。包む商品が匂いにデリケートな場合は、刺激臭が落ち着くまで開封して空気にさらした状態で保管しておきましょう。