モダンで人気のデッキ!「死の影ジャンド」
2月に行われたグランプリバンクーバーからモダン界を賑わせている
「死の影ジャンド」を紹介します。
どのデッキと対戦する事になるか予測が難しいモダンですが、
「死の影ジャンド」のデッキレシピは記憶しておくべきでしょう。
ロマンだけじゃない!「死の影」
18 土地
1 《森》
1 《沼》
1 《草むした墓》
1 《踏み鳴らされる地》
1 《血の墓所》
1 《神無き祭殿》
4 《新緑の地下墓地》
4 《血染めのぬかるみ》
2 《樹木茂る山麓》
1 《湿地の干潟》
1 《汚染された三角州》
13 クリーチャー
4 《死の影》
4 《タルモゴイフ》
1 《ゴーア族の暴行者》
4 《通りの悪霊》
29 呪文
4 《ミシュラのガラクタ》
4 《コジレックの審問》
4 《思考囲い》
4 《ウルヴェンワルド横断》
3 《致命的な一押し》
3 《タール火》
2 《ティムールの激闘》
1 《集団的蛮行》
2 《コラガンの命令》
2 《ヴェールのリリアナ》
15 サイドボード
1 《エーテル宣誓会の法学者》
1 《戦争の報い、禍汰奇》
3 《大爆発の魔道士》
1 《イーオスのレインジャー》
2 《墓掘りの檻》
2 《古えの遺恨》
1 《集団的蛮行》
3 《未練ある魂》
1 《最後の望み、リリアナ》
引用:引用:https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpvan17/top-8-decklists-2017-02-19(英語版)
https://magic.wizards.com
1マナで13/13という驚異的なサイズを持つ「死の影」は
登場から様々なアプローチで構築での使用が検討されてきました。
ライフの総数に等しい数値のマイナス修正を受けるので
自分のライフを13以下まで低下させないとプレイする事も出来ません。
フェッチランド、ショックランドに「思考囲い」「闇の腹心」によって
能動的にライフを支払う事ができるカードが集まった事で
「死の影」は現在のモダンでトップメタと呼ばれるまでに進化しました。
アンコモンなのに高騰!ミシュラのガラクタ
http://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=127618
広いモダンのカードプールでつい最近まで見逃されていたカードがあります。
「ミシュラのガラクタ」は相手のライブラリーの一番上を見て
カードを引くだけのアーティファクトです。
0マナでアドバンテージを失わず墓地を増やせる事、
「タルモゴイフ」の成長に必要なカードタイプを増やす効果で
現在のモダンでは非常に評価が高く、販売価格は4倍に跳ね上がりました。
墓地を利用する多くのデッキで採用されています。
モダンの代表的なゲームプラン
http://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=426387
「死の影ジャンド」のゲームプランはモダンの代表的なアクションです。
「思考囲い」「タルモゴイフ」「ヴェールのリリアナ」の流れで
ボードを制圧し「闇の腹心」で手札を増やします。
適度にライフが減ったところで「死の影」が登場、
除去でブロッカーを排除し大きなダメージで一気にゲームを終わらせます。
妨害から強力なクロックを配置し状況を固定する動きは
モダンの代表的なゲーム展開で、この状況をどこかの段階で
打破できるデッキが強力なデッキと言えます。
「死の影」のために能動的にライフを失う手段は黒いカードに集中しているので
様々なカラーコンビネーションが検討されています。
青や白を追加したバージョンがポピュラーですが
カードプールは非常に広大なので環境にマッチした完成度の高い
「死の影」デッキの構築がモダンプレイヤーの腕の見せ所と言えそうです。