MTG ポジションを下げた巻きつき蛇
今回のGPではあまり勝ちきれなかった印象がありますが
トップメタの一角を占める強力なデッキである事は間違いありません。
どんなデッキで戦うべきなのか、GP静岡を振り返ってみましょう。
メタゲームの中の黒緑
24 土地
9 《沼》
7 《森》
4 《花盛りの湿地》
4 《風切る泥沼》
24 クリーチャー
4 《屑鉄場のたかり屋》
4 《歩行バリスタ》
4 《巻きつき蛇》
4 《地下墓地の選別者》
4 《ピーマの改革派、リシュカー》
4 《新緑の機械巨人》
12 呪文
4 《致命的な一押し》
4 《闇の掌握》
1 《霊気圏の収集艇》
3 《領事の旗艦、スカイソブリン》
15 サイドボード
3 《自然廃退》
3 《精神背信》
2 《集団的蛮行》
2 《キランの真意号》
2 《害悪の機械巨人》
3 《膨らんだ意識曲げ》
引用:http://coverage.mtg-jp.com/gpshz17s/decklist/018557/#
「巻きつき蛇」「昂揚」「エネルギー」と複数の強力な
アーキタイプを擁する黒緑はPT直後のGPピッツバーグで活躍したものの
GPユトレヒトに続きGP静岡でも勝ちきる事ができませんでした。
現在は4Cサヒーリと電招の塔に苦戦を強いられています。
それでもデッキのポテンシャルは十分で、チューニングの幅広さから
現環境に対応出来る構築を見つけ出すことが可能だと思います。
カードアドバンテージ獲得は「光袖会の収集者」「豪華の王、ゴンティ」
時折サイド、メインで見かける「光袖会の収集者」と「豪華の王、ゴンティ」は
どちらも複数のカードと交換できる可能性が高く、クリーチャーとして
ボードにプレッシャーをかけることが出来るカードです。
「害悪の機械巨人」など黒らしいアドバンテージカードも複数用意されていますが
アーキタイプによって選択すべきカードが異なるので
構築が好きな方には幅広いチューニングが楽しめる黒緑がおすすめです。
今後を見据えた黒緑の構築
マルドゥの除去がサヒーリを意識して「ショック」へ向かっている事、
GP静岡で他のデッキが活躍した事から「ピーマの改革派、リシュカー」を使った
サイズで押すタイプの黒緑がおすすめです。
4Cサヒーリの除去で止まらないサイズで押し切りましょう。
構築の幅が広いので間違いないという形が無いように感じますが
メタに合った構築が出来れば勝ちやすいデッキなので
小規模な大会に参加される方は是非黒緑を検討してみてください。
白や赤をタッチする戦略も有効です。
「闇の掌握」は「大天使アヴァシン」をインスタントタイミングで倒す事ができます。
サイドボードも複数のカードから選べる状態なので
メタゲームと好みに合わせて強力なデッキを構築して大会に参加してみましょう!