MTG 1番人気のデッキはマルドゥ!
PT霊気紛争でTOP4を独占した「マルドゥ機体」がどのような変化を遂げたのか、
デッキレシピと注目のカードをご紹介します。
環境に合わせたデッキ構築でMTGを楽しみましょう!
洗練されたマルドゥのデッキレシピ
25 土地
4 《秘密の中庭》
4 《感動的な眺望所》
4 《平地》
4 《産業の塔》
3 《霊気拠点》
2 《燻る湿地》
1 《山》
1 《鋭い突端》
1 《乱脈な気孔》
1 《沼》
20 クリーチャー
4 《スレイベンの検査官》
4 《模範的な造り手》
4 《屑鉄場のたかり屋》
3 《歩行バリスタ》
2 《異端聖戦士、サリア》
3 《大天使アヴァシン》
15 呪文
3 《致命的な一押し》
4 《キランの真意号》
4 《無許可の分解》
4 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
15 サイドボード
2 《ショック》
1 《致命的な一押し》
2 《苦い真理》
2 《グレムリン解放》
2 《停滞の罠》
1 《苦渋の破棄》
1 《リリアナの誓い》
2 《先駆ける者、ナヒリ》
1 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》
1 《保護者、リンヴァーラ》
引用:http://coverage.mtg-jp.com/gpshz17s/decklist/018583/#
PTの結果を受けてマルドゥは同系への対策を進めています。
「発明者の見習い」「経験豊富な操縦者」の採用率が下がり
「大天使アヴァシン」「歩行バリスタ」が目立つようになりました。
機体は「キランの真意号」のみとなりマルドゥ・バリスタと呼ばれるまでになっています。
浮いたスロットには色マナ供給の安定とマナコストの引き上げに伴って土地が追加されています。
「歩行バリスタ」は4Cサヒーリに効果の高いカードでもあります。
「大天使アヴァシン」はメインボードへ
PT時点ではサイドボードで時折見かける程度でしたが
現在はメインボード2枚が標準的な構築です。同系で重要な分岐点となる戦闘を制する他、
インスタントタイミングでの召還は4Cサヒーリなどコントロールデッキに対しても効果があり、
「浄化の天使、アヴァシン」への変身は「歩行バリスタ」である程度コントロールする事ができます。
「経験豊富な操縦者」の選択について
ブン回りを支えた「経験豊富な操縦者」は素早いクロックで
コントロールに対してプレッシャーをかけることが出来ますが
「歩行バリスタ」で簡単に処理されてしまうカードでもあります。
コントロールデッキには「歩行バリスタ」が入っていないので
バリスタデッキとコントロールデッキ、どちらを優先するのか選択する必要があります。
GP静岡の時点ではバリスタが多数という結果になりましたが
フライデーナイトマジックなど小規模な大会では独自のメタゲームで
採用を判断する方が良い結果が生まれるかもしれません。
これもMTGメタゲームの面白さだと思います。
マルドゥの持つ除去とプレインズウォーカーの強さに揺るぎは無く
メタゲームに合わせて柔軟に速度やクリーチャーを変化させる事が可能です。
サヒーリが流行れば「異端聖戦士、サリア」が投入され
コントロールには速度を上げる事で対応、
「苦渋の破棄」はプレインズウォーカーと「守護フェリダー」両方を破壊できます。
同系や黒緑には速度を下げてプレインズウォーカーとバリスタで戦いましょう。
メタゲームと新セットによってはサイドボード後の状態をメインボードにした
マルドゥ・PWコントロールになる日が来るかもしれません。