PT後の国内GP!メタゲームをチェックしよう!
17年3月18日、19日の2日間、静岡で行われたMTGの大型トーナメント
グランプリ静岡を分析してみましょう!
まずはPT霊気紛争からGP静岡までのメタゲーム推移の確認です。
PT後のメタゲーム推移
http://coverage.mtg-jp.com/ptaer17/decklist/018363/#
新セット「霊気紛争」発売直後に行われた17年PT霊気紛争は禁止カードの発表直後、
TOP8中6人が「マルドゥ機体」を選択し準決勝以降は全て
「マルドゥ機体」のミラーマッチという偏った状態で幕を閉じました。
マナベースに若干の不安を残しながらも、環境のパワーカードに
もっともマッチするアーキタイプの台頭は新セット発売直後らしい結果と言えるかもしれません。
MTGの17年新シーズンは目新しくオリジナリティに溢れるアーキタイプの活躍を
期待していた方にとっては少し物足りなさを感じるメタゲームから始まりました。
GP静岡のメタゲーム
http://coverage.mtg-jp.com/gpshz17s/decklist/018583/#
MTGのメタゲームは世界各国のトーナメントとマジックオンライン、
そしてWeb上での情報伝達によって凄まじいスピードで回転を続けます。
PT直後に行われたGPピッツバーグではPT優勝の「マルドゥ機体」は
メタに対応した構築の「黒緑巻きつきヘビ」に惨敗。
「4Cサヒーリ」が「黒緑巻きつきヘビ」を駆逐した事で
その後のGPユトレヒトでは「歩行バリスタ」を投入した「マルドゥ機体」がTOP3を独占しています。
GPユトレヒトでは環境の速度低下によって「電招の塔」デッキも現れ始めました
GP静岡開始直前のメタゲームは上記の結果を受けて
- マルドゥはバリスタタイプで最多数
- 洗練された4Cサヒーリは日本人好み
- 電招の塔はサヒーリとの相性◎
- 黒緑は苦戦
このようなイメージの方が多かったと思います。
直前のGPからメタゲームに大きな変動は無かったので
サイドボードプランを含めた細かな練習が活きるGPでした。
「電招の塔」は環境にマッチした強力なカードで注目されていましたが
PT後に活躍したデッキなので、あまり練習できなかった方も多かったようです。
活躍したデッキを自分でプレイする事が弱点を知る一番の方法です!
初心者の方もTOP8のデッキを参考にサイドボードを含めた
75枚のデッキ構築にチャレンジしてみましょう!