プロツアー霊気紛争分析!最新のMTGデッキを構築しよう!

新しいデッキ構築の可能性!赤黒機体アグロ

カードスリーブ
マルドゥ機体ばかりのプロツアーでしたが新しいアーキタイプも登場しました。
軽いクリーチャーとアーティファクトシナジーを搭載した赤黒機体アグロ
現在の環境でキーとなる強力な除去を搭載したビートダウンデッキです。


機体系デッキの新しい構築パターン!

色事故を避ける2色構成で「無許可の分解」「ショック」「キランの真意号」
「屑鉄場のたかり屋」と重要なカードはしっかり搭載されています。
シンプルな構成ながらパワー3を用意出来ているので機体への搭乗も問題ありません。
速度を重視してクリーチャー、除去呪文共に軽量なカードを選択しています。
「焼夷流」の採用で「屑鉄場のたかり屋」に抵抗できる点も高評価です。
サイドボードからは「ゲトの裏切り者、カリタス」「灯の再覚醒、オブ・ニクシリス」
「ゴブリンの闇住まい」など後半を意識したカードが投入されます。


赤黒機体アグロを支えるカード達

23 土地

4  燻る湿地
4 凶兆の廃墟
10 山
5 沼

21 クリーチャー

3  ボーマットの急使
4  発明者の見習い
3  殺戮の先陣
4 屑鉄場のたかり屋
4 速接会の技師
3 ピア・ナラー

12 呪文

2  焼夷流
4 無許可の分解
3 ショック
3 反逆の先導者、チャンドラ

4 アーティファクト

4 キランの真意号

引用元:mtg-jp.com


「殺戮の先陣」「速接会の技師」と攻撃的なカードが目立ちます。
上記2枚と「屑鉄場のたかり屋」で攻撃を続ける事ができるので
機体は4枚、後半は先ほどのエンジンと「反逆の先導者、チャンドラ」で押し切る構成です。
環境内で強力なカードを押さえていますが線が細いので
相手の「ショック」「致命的な一押し」でしっかり除去されてしまうのが少し気になります。
「ボーマットの急使」での手札補給が通るのかも気になるところです。
コントロールが多い状況であればもっと活躍できたかもしれません。


プロツアーでの結果について

初日こそ活躍したものの2日目はあまり振るいませんでした。
それでも新しいデッキである事、特に「殺戮の先陣」の存在はインパクトが大きく
現地のプレイヤーからは非常に好評だったようです。
サイドボードも含めて今後の発展に期待できるデッキと言えます。

生まれたばかりの赤黒機体アグロはもっと練りこめるかもしれません。
アーティファクトカウントの調整が必要なので次回製品販売まで発展はお休み
となるかもしれませんが、構築が好きな方は一度調整を試してみてはいかがでしょうか。

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