プロツアー霊気紛争分析!最新のMTGデッキを構築しよう!
人気デッキの裏をかくデッキ構築!
ジェスカイコントロール
コピーキャットの台頭によって対策カードの搭載が半ば義務になっているスタンダード新環境。
インスタントタイミングでの妨害が必要になるためマナを残しながらプレイする事になります。
コピーキャット側もコンボを成功させるためにチャンスを待ち続けるので
お互いスローな展開になりがちですが、相手に警戒させ続けるアドバンテージを活かすべく
コンボを排除して別角度から攻めに転ずるデッキが構築されました。
前環境から高いポテンシャルを持っていたジェスカイコントロールです。
コピーキャットの模倣犯!相手の動きを制限するデッキ構築
まったく同じカラー構成を持っているためデッキリストが公開されるまで
相手は判断する事が出来ません。
2戦目以降はサイドボードから入れ替えが行われる可能性もあり、
警戒する相手は中盤以降コンボをケアしながら動く事になるので
ジェスカイ側が主導権を握る事になります。
別角度からアドバンテージを取りに行く戦略性の高いデッキ構築です。
ジェスカイコントロールのデッキ構成
26 土地
10 島
4 山
4 尖塔断の運河
4 さまよう噴気孔
4 霊気拠点
4 クリーチャー
4 奔流の機械巨人
30 呪文
4 流電砲撃
4 予期
4 蓄霊稲妻
2 否認
2 革命的拒絶
4 不許可
2 電招の塔
4 天才の片鱗
2 置き去り
2 秘密の解明者、ジェイス
15 サイドボード
2 竜使いののけ者
4 氷の中の存在
2 儀礼的拒否
1 払拭
2 否認
3 コジレックの帰還
1 疑惑の裏付け
引用元:mtg-jp.com
プロツアーでは白を抜いて2色とした青赤コントロールが結果を残しました。
「奔流の機械巨人」「さまよう噴気孔」をフィニッシャーに据えて
カウンターと除去、ドローを追加、コピーキャットの達成より
隙の少ない上記2枚の方が優秀であると判断したようです。
コピーキャットとジェスカイコントロール プロツアーでの勝ち組は?
TOP8にはどちらも進出できませんでしたが、
2日目への進出率はジェスカイコントロール、青赤コントロールがより優秀な結果を残しています。
ドラフトラウンドの結果もあるのでこちらの方が良いとは言い切れませんが
強力なデッキである事は間違いなさそうです。
コピーキャットが思ったより結果を出せなかった事、コンボパーツを抜いたコントロールデッキは
それなりに戦えた事を考えるとまだまだ研究の余地が残るデッキと言えそうです。
枚数の調整は非常に難易度が高そうですが
デッキ構築が得意な方にはピッタリのアーキタイプかもしれません。